言ったはずなのに伝わってない。
うまく説明ができない。
なんで分かってくれないのか。
自分の中では言いたいことがある程度まとまっているのに、いざ言葉にするとうまく言いたいことが言えない。
そんなとき、どうすればいいのでしょうか。
この記事の内容
- 言いたいことが伝わらない理由
- 伝えるための意識と練習
- まとめ
言いたいことが伝わらない理由
あなたの言いたいことが相手に伝わらない理由は、一番伝えるべき情報が明確化されてない、もしくは相手の目線で話せてない可能性が高いです。
何を一番伝えたいのか
例文を出すと、上司に仕事の進捗を聞かれたとします。
「少し問題があって、これとあれを直さないといけないのでもう少しかかるかもしれません。でもあれも問題があるかもしれないし、、、」
「あと1時間ほどで終わります。ですが、問題のありそうな箇所が他に2点あるので、念のため2時間ください。」
上の2つだとわかりやすいのは後者の方ではないでしょうか。
前者は上司の質問に対して的確に答えられていません。
結局いつ終わるんだろう、という疑問で終わります。
まず一番に何を聞かれているのか、何を一番に伝えるべきなのかを軸に考えて話してみてください。
数字を使うのも効果的です。
「あと少し」よりも「あと1時間」の方が伝わりやすいですよね。
相手の目線で話す
子供と話すとき、あるいはお年寄りと話す時って話し方が変わったりしませんか?
それは相手の目線に立っているからです。
ですが、自分と近い立場の人間や長い間一緒にいるような関係になるとこれができていないような気がします。
これくらいなら分かってくれるだろう。
言わなくてもできるだろう。
人はどうしても自分の主観で話してしまいがちです。
自分の頭の中と相手の頭の中は違うので、分かりやすく説明することを意識してみてください。
伝えるための意識と練習
ここからは上記の他に意識した方がいいことや会話が上達する練習について話していきます。
語彙力
いろんな表現の仕方を学ぶことで、自分の考えを伝えやすくなります。
語彙力がない人の特徴
- 話が長い
- 要点がまとめられない
- 同じようなことを何回も言っている
- 理解力が低い
ただ話が長いだけの人と話すのって苦痛ですよね。
そういう人って結局、何が言いたいのかわからなかったり、それさっきも言ったよね?ってことが多々、ある気がします。
語彙力を高めるメリット
- 話の引き出しが増える
- 読解力が高まる
- スピーチやプレゼンが上手になる
例え話の上手い人って話がわかりやすいです。
普段使っている言葉の言い回しを変えてみたり、別のものに置き換えて表現できないかなどを考えてみるのもいいと思います。
語彙力を高めるには
語彙力を高めるのに手っ取り早いのは本を読むことだと思います。
小説って頭の中で情景がイメージできませんか?
言葉だけで想像させるってすごいことだと思います。
多種多様な表現が含まれているので、これいいな、と思った部分を普段の会話で使ってみてください。
わからない言葉があった時、すぐに調べることも大事です。
言葉の意味を知っているだけで、自信にも繋がります。
話の「型」に当てはめる
上手に話を伝えるための形式のようなものがあります。
それがPREP法と呼ばれるものです。
Point:結論 Reason:理由 Example:具体例 Point:結論
これらの頭文字を取ってPREPです。
では具体例を紹介します。
Point(結論)
私は本を読むことが好きです。
Reason(理由)
本は様々な知識を与えてくれますし、話のネタになったりもするからです。
Example(具体例)
この間、動物の豆知識についての本を読んだのですが、その中の一つを友人に話したところ、面白いと笑ってくれました。
Point(結論)
本を読むことは自分のためになりますが、人を笑わせたり、幸せにすることもできるのでより一層好きになりました。
このような感じになります。
ストーリーにすると分かりやすく、伝わりやすいです。
また結論を二回言うことで、説得力が上がっています。
会話をする時、この法則を意識して練習してみてください。
まとめ
仕事でも日常でもそうですが、伝えたいことが言葉にできない、伝わらないって意外と苦痛です。
それは何が言いたいのかわからない相手にとっても同じでしょう。
結論から先に述べるようにするだけでも変わります。
僕も練習中です。
それでは。