仕事で失敗して上司から怒られてしまった。
ミスしたことばかり考えてしまって、ひどく落ち込んでいる。
いつも同じミスばかりしてしまう…。
人間なら誰しもミスはしてしまうものですが、メンタルが強い人ばかりではありません。
ずっと引きずってしまって、なかなか立ち直れない…。
そんな人もいるのではないでしょうか。
今回はミスから立ち直る方法について話していきたいと思います。
この記事の内容
- ミスをしやすい人の共通点
- 早く立ち直る方法
- ミスをしないためには
ミスをしやすい人の共通点
最初に少しネタバレですが、落ち込まないようにするにはミスしたことを考えないことです。
嫌なことほど頭に残るのは何度も何度も考えるからです。
それが落ち込むことから立ち直れない理由に繋がっています。
詳しく解説していきます。
ミスしやすい人の特徴
- マイナス思考の人
- メモを取らない人
- ミスの原因を分析しない人
- 寝不足な人
- ミスを気にしすぎる人
- 一度に多くのことをしようとする人
この辺りかと思います。
マイナス思考の人
マイナス思考でネガティブだと、意識が自分にしか向いてません。
そのため注意力が散漫になり、目の前の仕事に集中できずにミスしてしまいます。
メモを取らない人
いくら自分の記憶力に自信があっても、ふと物忘れをしてしまうことはあるでしょう。
「あれ、これでいいんだっけな。」
そんな思い込みで進めてしまうことや、やるべきことを忘れてしまうといったことがあります。
ミスの原因を分析しない人
反省はするけど、分析はしない人が多い気がします。
対策をしないばかりにまた同じミスをする→落ち込む→ミスをするというループにはまっていませんか?
寝不足な人
睡眠不足は普段の15倍ミスをしやすくなると言われています。
注意力が極端に低くなるので、意外とこれが原因という人もいるのではないでしょうか。
ミスを気にしすぎる人
ミスをしないように慎重になりすぎて、逆に失敗をしてしまうこともあります。
一つのことに固執するあまり、仕事の全体像が把握できなくなるからです。
一度に多くのことをしようとする人
人間は本来、多くのことを同時にできるようにはできていません。
マルチタスクは効率が悪く、認知症のリスクが上がるとも言われています。
早く立ち直る方法
落ち込む人は自分を責めてはないですか?
「どうせ俺なんて…。」
「本当に自分はダメな人間だ」
ミスと自分の人格は関係ないですよ。
次のことをしてみましょう。
- 友人に相談する
- 落ち込む時間を決める
- 運動をする
- 寝てしまう
- 思いっきり遊ぶ
- 考え方を変える
友人に相談する
一人で考えると余計なことまで考えてしまうものです。
自分の仲のいい友人や同僚に話しを聞いてもらうだけで落ち着きます。
落ち込む時間を決める
いつまでも引きずっていても仕方ないです。
この時間までは思いっきり落ち込んで、あとは切り替える。
運動をする
筋肉は裏切らない!
…すいません、半分冗談です。
運動はすべての悩みを解消すると言われています。
βエンドルフィンという物質が分泌されるため、気分が高揚し、幸福感が高まります。
集中力や忍耐力も高めてくれることがわかっています。
寝てしまう
僕もそうですが、寝て起きると大抵のことがどうでもよくなっています。
落ち着いて考える余裕ができるからかもしれません。
早めに寝てしまいましょう。
思いっきり遊ぶ
趣味でも構いませんが、何か楽しいことをするとミスしたことを考えなくて済みます。
意図的に考えないようにすることです。
リフレッシュして、また頑張ろうとなるかもしれません。
考え方を変える
結局はこれが一番大事です。
ミスをしない人なんていません。
失敗してもいいんだ、と受け入れることです。
エジソンにこんな名言があります。
失敗したわけではない。
それを誤りだと言ってはいけない。
勉強したのだと言いたまえ。
ー トーマス・エジソン ー
ミスの仕方を一つ学んだのですから、むしろ喜んでもいいくらいです。
失敗したくらいで人は死なないです。
あなたの周りにいる人も今までたくさんの失敗をしてきています。
そして成長しています。
ミスをすることは別に悪いことじゃないんですよ。
ミスをしないためには
落ち込まないようにしたいのであれば、ミスをしなければいいわけです。
ミスを減らす対策法をいくつか紹介します。
- ミスした内容をメモしておく
- 責任感を持つ
- 確認項目を書いた付箋を貼っておく
- To Doリストを作成する
- コミュニケーションの改善
- よく寝る
- 一つのことに集中する
- できない仕事は断ること
ミスした内容をメモしておく
こうすればミスした内容を忘れることがありません。
また、ミスの原因と対策を書いて目に見えるところに置いておけば、同じミスをすることはないでしょう。
責任感を持つ
責任転嫁する人がよくいます。
「ちゃんと教えてくれなかった」
「確認しなかったあいつが悪い」
これではミスしたことについて深く原因を追求しないので、どこかでまたミスをします。
自分の仕事には責任を持つことが緊張感につながり、ミスを防止します。
確認事項を書いた付箋を貼っておく
確認ミスが一番多い気がします。
手順などをデスクやPCなどに貼っておくことで、確認ミスを防げます。
チェックリストを作ってもいいかもしれません。
To Doリストを作成する
いつまでに何をやらなければいけないのか。
優先度を決めることで「やってなかった」をなくします。
コミュニケーションの改善
認識のズレは必ず起きるものです。
指示を理解しても、最後にもう一度確認する。
あとは報・連・相が大事だと言われますが、自分の業務状況を途中で共有しておけば、上司も進捗率を確認できますし、早期にミスを防いだりもできます。
よく寝る、一つのことに集中する
この辺はミスをしやすい人の共通点で述べましたが、寝不足はミスの確率を15倍に跳ね上げます。よく寝ましょう。
それと人はマルチタスクに向いていません。作業ごとに脳を切り替えてるだけです。
集中力もいちいち切れますし、終わっていないことが気になり、ストレスになります。一つずつ終わらせましょう。
できない仕事は断ること
なんでも仕事を引き受けてしまう人がいます。
それでできなかった場合、あなたの評価が下がります。
余裕がないと質の低いものを量産してしまい、誰でもできるような仕事ばかりを受けていると、自身のスキルアップにもつながりません。
つまり良いことがないので、できないものはできないとすぐ断りましょう。
そうすれば、頼んだ相手もすぐに次の人を探すでしょう。
まとめ
上司に怒られて、顔を合わせたくないという人もいるでしょう。
ですが、あなたは他人の失敗をそこまで覚えていますか?
大抵のミスなんて大したことないんです。
自分を責めたところでいいことはありません。
- ミスは誰にでもあること
- ミスしたことをいつまでも考えないこと
- ミスは悪いことではないということ
- 何が原因で、どうすれば同じことが起きないかを対策すること
それを忘れないでください。
大事なのは、同じミスを起こさないことです。
それでは。
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